歌手伊藤咲子(56)が21日、都内で新曲「ラスト・メール」の発売記念イベントを行った。

 74年に「ひまわり娘」でデビューし、日本歌謡大賞など数々の新人賞に輝いてから早くも40年。22日に発売される4年ぶりの新曲に「まさかまさかの40周年記念曲。この年齢になっても大好きな歌を歌える喜びをかみしめています。日々、感謝です。新人の気持ちで初心を忘れずに精いっぱい歌っていきます。必死で頑張ります」と力強くアピールした。

 今の夢は全国をワンマンショーで回ること。「アイドル時代のように自分のバンドと一緒に全国を縦断したいですね」。新曲の作曲を手掛けた合田道人氏(52)も激励に駆けつけ、「かつては『ワーッ』と歌っていたけど、『ラスト・メール』は、大人の恋を歌ったバラード。この曲で次の世代に伊藤咲子の名前が伝わっていけばうれしい」と話した。