女優の遠野なぎこ(34)が24日、過去に首つり自殺を図った経験があることを自身のブログで明かした。

 ブログ読者からの質問に答えた遠野。「なぎちゃんは首吊りしようと思った事ある?」と尋ねられ、「首吊り…しようとした事あるよ。正確に言うと…しちゃったんだ、昔ね」と明かした。

 翌日にロケを控えていた晩に自殺を図ったという。朝になってマネジャーからの電話かインターホンの音で目を覚ましたそうだが、「正直、ほとんど記憶に無いんだ。細かい状況は、今も全く思い出せない」とした。

 その時は病気や幼少期のトラウマ、家族のことや恋愛などに悩み、精神的に追い詰められていたという遠野。それらが一気に爆発して自殺に踏み切ったのだそうだ。

 仕事を何より大切にしている、という遠野は、「私が今でもショックを受けているし許せないのは、正直自殺しようとした事じゃないの。仕事の前日にあまりにも無責任な行動をとってしまった事だけが、どうしても許せない」と、当時の自分を責め、「結局無事にロケは終えられたのだけれど…いや、だからってそういう問題じゃない。2度と同じ過ちは犯しちゃいけない、心にそう強く刻んでいます」とつづった。

 なお、現在も遠野は「今だって死にたい気持ちと闘っています、毎日」と、自殺願望が消え去っていないことを明かしている。