TBS定例社長会見が29日、都内の同局で行われ、報道番組復帰に意欲を示すタレントみのもんた(70)について石原俊爾社長(69)は、「いい企画があったらお願いすることはあるかもしれないが、今のところ決まっているものはありません」と語った。

 みのは、昨年10月に次男の窃盗未遂容疑での逮捕を受け、TBS系「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」を降板していた。24日に行った自分の古希の祝いの前に行った会見では「国を動かす番組をやりたい」と語っていた。

 同局の番組に復帰する可能性も注目されるが、石原社長は「具体的なものは聞いていない」と語るにとどめた。

 一方、北朝鮮当局がこの日午前の日朝協議について、日本政府代表団に同行した同局記者の冒頭取材を拒否したことに、西野智彦報道局長が言及。

 「本日の取材に向かう時に、相手は分からないが話を聞かれたと聞いている。午後に本人から連絡があり、午前中は取材ができなかったが、現在は通常の取材活動に戻っていると連絡があった。長く話せないので、何が問題なのか詳細は把握していない」とした。帰国後、話を聞く予定という。

 同局にはこの日午前10時30ごろ、外務省からも同局記者が話を聞かれているという連絡を受けたが、内容は不明とした。