フジテレビ亀山千広社長(58)は31日、都内で行われた定例会見で、27日の「めざましテレビ」(月~金曜午後5時25分)の放送中に体調不良で退席したカトパンこと、加藤綾子アナウンサー(29)について「非常に心配した」と話した。

 翌28日も休んだが、「1日で復帰。大事にならなくてよかった。なるべく仕事が多くならないように注意している」と気遣った。

 9月末までは三宅正治アナウンサー(51)生野陽子アナ(30)とトリオでメーンキャスターを務めていたが、10月期から生野アナが「FNNスーパーニュース」(月~金曜午後4時30分)に移った。亀山社長は「生野と2人でやっていたのが、大黒柱としてプレッシャーがあったのでしょう。気負い込んで体調を崩してしまった。それだけの気概を評価したい」。

 加藤アナの代役を急きょ、務めた新人の永島優美アナ(22)については「正直、たいしたもんだと思う。『生きた心地がしない』と話していたそうだが、そんなそぶりを見せなかった。うちの女子アナは番組のマスコットではなく、働く女性を体現している。加藤の頑張り、生野の頑張りに期待したい」と話した。