肺がんで闘病中の電撃ネットワーク、三五十五(さんごじゅうご)が22日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」に出演。約1年半ぶりのイベント出演の感想を語った。

 三五は昨年7月、肺がん治療のため活動休止。しかし、21日に都内で行われたイベント「電撃クレージーナイト

 忘年会ダァー!」に車椅子で登場。約1年半ぶりにステージを踏んだ。

 体調に回復が見られたといっても、三五はがんが脳に転移しており、視力を失い、手もしびれて歩けないという依然厳しい状況にある。それでもステージに立とうと決意したのは、ファンに応えるため。出演前の取材で、「待っててくれる人がいるんだったら、ここで寝ちゃうわけにはいかない」と胸の内を明かし、「充電しに行くようなもんですね。お客さんからパワーをもらいに行く」とほほ笑んだ。

 そして、見事ステージに立ち、会場をわかせた三五。残念ながら客席の様子は見れなかったそうだが、「雰囲気は久しぶりに懐かしく感じた」とのこと。「迷惑かけちゃったけど、そのぶんこれから返して、自分が引っ張っていくようなつもりで戻りたいと思います」と本格復帰に向けての意気込みを語った。