三船美佳(32)から離婚を求める訴訟を起こされたロックバンド、THE虎舞竜の高橋ジョージ(56)が17日、東京・渋谷の所属事務所で会見した。

 一問一答は以下の通り。

 -裁判について

 高橋

 訴状が昨日届いたばかり。裁判に関することは詳しく話せない。争う気はない。まだ代理人を立ててない。家族の夫婦げんかの延長という感覚。

 -三船が求めている娘の親権については

 高橋

 僕は欲しいと言っているわけではない。(家族に)会わせてもらって娘の意見を尊重したい。パパとたまに会ってママと暮らすのがいいのか、パパが育てるのがいいのか。子どものことで裁判で争うのはかわいそう。取り合ったというよりも、考えて行ったという形にしたい。

 -昨年2月以降、三船と直接話していない。今、望んでいるのは

 高橋

 話し合いです。正直もう1回夫婦としてやり直せたらいいと思っている。残り1%であっても。ここまでやってきた夫婦。落ちちゃうかもしれないけど、何とか最後踏ん張りたい。電話もかからないし、メールも返ってこない。

 -話し合えば、三船の気持ちを変えられるか

 魔法を持ってないので、分からない。でも昨日まで汚く見えた花が、今日きれいに見えるわけない。

 -三船に伝えたいことは

 高橋

 会って話がしたい。子どもと3人、他の人もプラスでいいから、離婚について話を出さないという条件でもいい。

 -いつごろから離婚の話になったのか

 高橋

 5月のアタマに裁判所から調停の通知が来た。その時、離婚ということが分かった。調停も1人で行った。直接話したかった。調停に行ったら(三船と)会えるのかと思っていた。

 -13年12月からの別居について

 高橋

 (三船の)体の調子が良くなかった。大阪でレギュラーが3本あるから、大阪で拠点を構えたいという話だった。移動の負担がかかってた。半年で帰ってくると思っていた。

 -離婚の前兆はあったのか

 高橋

 今思えば、12月に大阪に行くとなった時も、1年間彼女の住んでる場所が分かっていなかった。娘と家族3人で最後に会ったのは2月1日の食事。そう言われてみると(三船とは)2月に千葉のホテルでイベントに出演後、2人で買い物して、コーヒー飲んでる時に『どうしたいの?』と聞いた。(三船は)ずっとうつむいていた。『ひょっとしたら円満離婚?』と言ったら、軽くうなずいているように見えた。その後、ホテルで軽く話し合いをしたら「あなたを支えきれなくなったのよ」というような話を言われた。「離婚したい」という話は聞いてない。

 -離婚の原因といわれる外出禁止令について

 高橋

 外出禁止令というものは存在しなかった。でも、彼女は感じてたことなのかな。(例えば)ママ友と深夜までカラオケ行くと言ったら、迎えは俺が行くよと言ったら、それが彼女にとってはそこまで拘束されるの?

 というように感じになったかもしれない。

 -三船について

 高橋

 最大に感謝している。何にも替え難い。恨みも憎しみもない。こういう騒ぎになって心配している。彼女と子どもの人生を優先してやりたい。彼女は仕事も頑張っているので、温かく見守ってほしい。1年離れて、どれだけすばらしい人なのか、どれだけ自分が愛情を持っていたのか分かった。