俳優松山ケンイチ(27)が24日、東京・渋谷TOEIで行われた映画「僕達急行

 A列車で行こう」(森田芳光監督)初日舞台あいさつの壇上で「どういうたたずまいで、ここにいていいか分からない」と苦笑いした。松山は現在、NHK大河ドラマ「平清盛」(日曜午後8時)に主演しており、この日も髪を後ろで結っていたが、「僕達急行

 A列車で行こう」で演じる不動産会社社員の小町圭とはキャラクターが大きくかけ離れており、壇上で戸惑いがあったようだ。

 また「鉄道で旅をしたい場所は?」と聞かれると、この日一緒に登壇した女優貫地谷しほり(26)と村川絵梨(24)の話を聞きながら「僕は今、旅行してる場合じゃないんで。おふたりの話を聞いて想像しただけで十分です。今、一生懸命やらなきゃいけないところに迫ってますので、頑張ります」と言い、観客を笑わせた。

 多忙な松山だが、マスコミ用の写真撮影中に観客の男の子と会話し、握手を求めるファン1人1人とも気さくに握手するなど、短い時間の中で最大限にファンと触れ合っていた。