女優の浅田美代子(57)が8日、都内で行われた映画「犬と猫と人間と2

 動物たちの大震災」(宍戸大裕監督)公開記念トークショーに参加した。

 浅田は、飼い主を失い殺処分の可能性があった、保護犬を引き取ったことをきっかけに、動物愛護活動を行っている。その中で、東日本大震災の被災者と動物をテーマにした今作品を見て、被災した飼い主が避難したことで、やむを得なく置き去りにされた犬や猫などのペットや牛などの家畜を保護する必要性を痛感したという。

 浅田は「私たちの知らないことがすごく出ている映画で、難しいですが考えさせられた。(気持ちが)重~~い感じになったんですけど、ニュースじゃ知らないことばかり。現状はひどいね、何とかしなきゃね、と思いました」と感想を語った。そして「犬や猫が嫌いな人もいるので、押し付ける気はありません。ただ避難所にペット可とダメ、という2種類を設けることを考えてほしい」と、被災したペットと飼い主への配慮を訴えた。