4月の舞台「SEMPO」を降板した愛華みれ(43)の「悪性リンパ腫」のため療養することが21日、所属事務所から発表された。

 事務所によると、愛華は2月中旬に右肩鎖骨と首の付け根にしこりを見つけた。しかし、当時はミュージカル「ペテン師と詐欺師」に出演中だったため、地方公演を終えた3月上旬に都内の病院で診断を受けたところ、血液のがんといわれる「悪性リンパ腫」と診断された。ほかへの転移はなく、今月末に入院して抗がん剤の化学療法を2週間受けた後、経過をみながら定期的な治療を続けるという。8月に出演を予定していた新宿コマ劇場「シンデレラ

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 ミュージカル」での復帰を目指す。

 診断を受けるまで自覚症状のなかった愛華は大きなショックを受けたが、医師から「大丈夫。必ず治ります」と言われたという。現在自宅療養中で、事務所を通じて「私の人生で思ってもみない病気にとまどい、動揺もしましたが、今では少しでも早く治して元気な姿をお見せできるようがんばります。私も自分らしく前向きに病気と闘います」と自筆コメントを寄せた。

 「SEMPO」で愛華が演じる予定だった杉原の妻役は森奈みはるが代役する。