男性デュオゆずの北川悠仁(31)の父で10日に亡くなった北川和男(きたがわ・かずお)さん(享年76)の告別式が17日、横浜市内の斎場で営まれた。北川が親族を代表してあいさつ。涙をこぼしながら和男さんへの贈る言葉のような内容で、約400人の参列者の涙も誘った。男性参列者は「『いつも心配をかけてきたけど、最後は親孝行できたと思う。ゆずの活動も気にかけてくれていた』と言っていました。子供のころからの父との思い出話も語っていた」。時折しゃくり上げながらも、最後まで気丈に思い出と感謝を語ったという。

 出棺の時には、斎場内にゆずのヒット曲でNHKのアテネ五輪テーマ曲にもなった「栄光の架橋」が流れ、北川が遺影を抱えた。ゆずでコンビを組む岩沢厚治や、コンサートの振り付けを担当しているラッキィ池田らが参列した。