【台北21日=中野由喜】人気モデル蛯原友里(28)が、台湾でもエビちゃんを意味する小蝦(シャオシャー)という愛称で親しまれ、エビちゃん旋風を起こしている。現地を訪れた蛯原はイメージキャラクターを務める資生堂「マキアージュ」のファッションショーを行った。海外でショーを行うのは初めての蛯原が登場すると地元の芸能界や財界関係者約300人が集まった会場から「エビちゃんかわいい」と日本語のかけ声がかかりニッコリ。「大切な人たちと時間を過ごすのが元気の源です」とあいさつした。資生堂によると台湾でもファッションリーダーとして人気で、同商品は女性の5人に1人が使用しているという。

 前日20日に到着した台北空港には約300人のファンや報道陣が出迎え。日本語で「エビちゃん大好き」の大合唱が響いた。同市内で行われたイベントには、約1000人のファンが集まり地元紙の1面も飾った。蛯原は「熱い気持ちが伝わってきました。すごくうれしい。新聞は記念になります」。小蝦の愛称には「私はまだまだということ」と「小」の文字が気になるようで、「大エビになる?」の質問に「はい、頑張ります」とおどけていた。