神田沙也加(22)がコゼット役に初挑戦するミュージカル「レ・ミゼラブル」(3日初日)の公開げいこが2日、名古屋・中日劇場で行われた。

 中学生の時に初めて見て以来「レ・ミゼ」の大ファンだった神田は昨年オーディションを受けた。「ミュージカルの世界に入りたいと思うきっかけになった作品。受かるとは思っていなかったので、関西空港で合格の知らせを聞いた時はロビーで泣き崩れました」という。山口祐一郎、森公美子ら常連組に交じって初参加の神田は一足早く1カ月半前からけいこに入った。「けいこ場に通うだけで幸せでした。レミゼの住人になって、この動きにこういう意味があったのかとタネ明かしもあって、ますます好きになりました」。

 ジャン・バルジャンの養女コゼットは87年の初演以来、斉藤由貴、早見優、安達祐実らが演じた。「演出の方からは神田らしい、より生き生きとしたコゼットで新しい風を吹かせてほしいと言われた。22年の歴史がある伝統にいい意味で染まりながら、新しい風と伝統の両方を大事に演じたい」。そんな神田に共演の森は「フレッシュで、私たちも初心に戻ってやれる」と歓迎した。仙台・金沢公演を経て、10・11月に東京・帝国劇場が控える。「落ち込んだり、もどかしい思いをしたり不安ばかりで、明日の初日は祈るような思いです。でも、私がレミゼの世界に感動したように、見た人を感動の世界に連れていけるよう頑張ります」。ひな祭りは成長したニュー沙也加のお目見えとなる。

 [2009年3月3日7時1分

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