Vシネの帝王とK-1のカリスマが“悪役タッグ”を組む。NHK「陽炎(かげろう)の辻3」(土曜午後7時30分)の取材会が10日、神奈川県内で行われ、俳優竹内力(45)と魔裟斗(30)が出席した。人気時代劇シリーズの最終章で、2人は山本耕史(32)が演じる主人公・坂崎磐音(いわね)を狙う忍びの集団・雑賀(さいか)衆のボスとナンバー2を演じる。

 Vシネマで活躍する竹内の、NHK出演は約20年ぶり。「あの男は絶対に倒せねえぞ、と視聴者が思ってくれるように頑張る」と憎まれ役に意欲満々だ。魔裟斗も「力さんと楽しんでやっている。アクションシーンで本当に殴っちゃわないように気を付けないと」。今年いっぱいでリングから引退するが「この撮影が終わったら、またファイターとしての自分に戻る。先のことは分からないが、何でも挑戦していこうとは思います」と話した。

 [2009年4月11日7時39分

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