女優平愛梨（２４）がヒロインを務める日本テレビ系金曜特別ロードショー「２０世紀少年～もう一つの第２章～」（８月２８日午後９時）の韓国・釜山ロケが、このほど行われた。今年１月公開の映画「２０世紀少年

　第２章

　最後の希望」に新たな撮影部分を加え、編集し直して放送する。韓国・釜山では平演じるヒロイン、カンナがカジノで大当たりするシーンや、街中を逃げるシーンが撮影された。

　午後１０時に釜山着、午前２時に起きて撮影開始。途中、屋外ロケで雨やみ待ちという過酷な条件も、平は共演の平田満（５５）木南（きなみ）晴夏（２３）とともに乗り切った。平は「韓国は初めて。今日はつらくて、年を感じました。二十歳くらいの時には眠る時間がなくても、栄養ドリンクを飲めばすぐ元気になって乗り越えられましたからね」というが、撮影が始まると驚異的な集中力を発揮した。

　「カンナを演じるプレッシャーがありますからね。共演者の方もいるし。やらなければいけないと思うと、自然に演じることができます」。映画３部作の総製作費は６０億円。芸能界引退も覚悟して、髪を４０センチも切って臨んだオーディションで３０００人の中から選ばれた。「目力（めぢから）がすごいって、よく言われます」。２１世紀に輝くヒロインだ。【小谷野俊哉】

　［2009年7月27日8時31分

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