日本テレビが中継した日本-デンマーク戦は、25日午前3時から後半途中の同午前5時までの平均視聴率が関東地区で30・5%、関西地区で27・4%だったことがビデオリサーチの調べで明らかになった。同時間帯では、06年サッカーW杯ドイツ大会「日本-ブラジル戦」(NHK)が記録した22・8%を大きく更新した。最高視聴率は、日本が2点リードの後半25分場面の午前4時58分で41・3%。占拠率は85・4%に及んだ。

 同局の石沢顕編成局長は「歴史的決戦に対する国民の期待と、これに応えたサムライジャパンが作り出した驚異的な数字。W杯日本戦史上最高の素晴らしい試合内容をお伝えすることができました」。パラグアイ戦に勝てば、日本の準々決勝、準決勝も同局が中継するとあって「次への期待が高まります!」と話している。

 [2010年6月26日8時45分

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