29日に挙式・披露宴を行う市川海老蔵(32)が初の対話集「市川海老蔵

 眼に見えない大切なもの」(講談社)を22日に発売する。雑誌「Grazia」に不定期連載された脳科学者茂木健一郎氏やリンゴの奇跡で知られる農業家の木村秋則氏らとの「天才」をテーマにした対談をまとめたもので、インタビューでは3月3日の結婚以来初めて妻小林麻央(27)との結婚生活について語っている。

 2人は08年12月に出会ったが、海老蔵は「彼女に対する気持ちは最初に会った時からずっと同じです。とてもマイペースだし、相性がいいんでしょう。結婚したのは彼女でよかった、すごくそう思いますから」と話し、結婚で変わったことは「まっすぐ家に帰るようになったことぐらいじゃいないかな」としている。

 麻央は、ロンドン・ローマ公演に途中から合流したが、ホテルと劇場の往復で夕方の楽屋入りまで寝る海老蔵の毎日に驚いていたという。「すぐに納得したみたいで『じゃあ、私も寝ます』と言って、本当に眠ってました。僕が変わっているということを知ってるんです。そういう人と一緒になったんだから、仕方ないとあきらめたんじゃないですか」と話している。

 対談では「おかしな人だと思われそうなのであまり言いたくないんですが、確かに見ました」と竜を見た体験や、新居にレオナルド・ダビンチの解剖図の複製画を居間と寝室とトイレに飾り、「毎日眺めている」ことも明かしている。

 [2010年7月22日8時30分

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