女優佐藤江梨子(29)が10月スタートのテレビ東京系ドラマ「ここが噂のエル・パラシオ」(開始日未定、金曜深夜0時12分)で、女子プロレスの鬼コーチ役を務めることが22日、分かった。ドラマ初主演の武田航平(25)を下僕のように扱い鍛える女王様キャラを演じる。

 「月刊少年サンデー」連載中の同名漫画が原作。佐藤が演じるのは、伝説の最強レスラーで、女子プロ軍団「エル・パラシオ」の社長でもある、須弥仙桜花(しゅみせん・おうか)。回想シーンでは、女子プロのコスチューム姿でバスト90センチの豊満な肉体も披露する予定だ。

 佐藤は、これまで主演映画「キューティーハニー」(04年)や、スポーツ情報番組「プライド王」(東海テレビ、01年4月~06年5月)の突撃リポーター、バラエティー番組企画「めちゃイケプロレス」などに出演、格闘技系は得意分野。それでも「あまりできない経験なので楽しみ。足を引っ張らないよう頑張りたい」と意気込む。劇中、気弱な主人公をいじめることについては「(私は)男性に対して、厳しい時は厳しいですが、好きな人にはとても甘いですよ」とあくまで役であることを強調した。