シンガー・ソングライター斉藤和義(45)が、2日発売の新曲「やさしくなりたい」で、ザ・ビートルズをモチーフにしたミュージックビデオ(MV)を制作したことが10月31日、分かった。斉藤がジョン・レノン、リリー・フランキーがポール・マッカートニー、お笑いコンビ二丁拳銃の小堀裕之がジョージ・ハリスン、俳優浜田岳がリンゴ・スターに扮(ふん)した。

 当時のステージセット、楽器、衣装、音響設備などすべてを完全コピーした斉藤は「すいません。ちゃかしているわけではありません。敬愛しているのです」と説明した。9月29日付の本紙芸能面では、同曲が主題歌の日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」の主要キャスト松嶋菜々子らが、このセットでザ・ビートルズをマネて、話題になっていた。斉藤が本気でマネたザ・ビートルズは、松嶋らにも好評という。