俳優船越英一郎(51)が、妻でタレントの松居一代(54)と生活している都内の自宅から家出していることが26日、分かった。松居が同日深夜、自身のブログで明らかにした。3月23日に激しい夫婦げんかをした後、衣類、化粧品などの一切を持ち出し、いまだに帰宅していないという。けんかの原因については、松居は「沢尻エリカちゃん」とつづっている。

 松居のブログによると、船越が家を出たのは3月23日とみられる。同日朝、大げんかをして松居が怒りにまかせて船越にパンチ、キックを見舞い、スリッパでたたくなどした。船越は抵抗するも、玄関に転落。仲直りしないまま松居は仕事に出掛けたが、翌朝に帰宅したところ、船越の衣装部屋から洋服、下着、靴、化粧品の一切がなくなっていたという。この動揺は「結婚して11年

 妻が夫の服を投げ出したことは数知れません。しかし、一度も夫は自分から荷物をまとめたことはなかった。いったい夫の心になんの変化があったのか。沢尻ちゃん…まさか…そんなバカな…」とつづっている。

 船越と沢尻の接点は3月上旬、沢尻の主演で今月30日に放送されるTBS系スペシャルドラマ「悪女について」(午後9時)での撮影から始まった。同作は、ベストセラー作家有吉佐和子さん(享年53)が1978年(昭53)に発表した名作「悪女について」が原作。約5年ぶりにテレビドラマに出演する沢尻が、一代で巨万の富を築く“才女・魔性の女”富小路公子を演じることでも話題で、船越は公子に翻弄(ほんろう)される男性の1人を演じている。

 当然、ラブシーンも撮影されたが、嫉妬深い松居は、これを船越が「事後報告」したことが、まず許せなかったようだ。大げんかの前日、船越が「今日ラブシーンだった」とつぶやいて、「あのお尻を触った…(略)54歳の私だって、要望があれば尻のひとつやふたつ見せてあげる!!

 キャー

 ラブシーン

 嫌だ嫌だ!!」と落胆。一夜明けても、つれない態度を取られたことで、「ラブシーンをやっておきながら、妻にその態度は」と怒りを爆発させたとしている。

 松居はブログ更新後、日刊スポーツの取材に「今、夫と連絡は取れています。京都で撮影中ですが、まだ戻ってくることにはなっていません」。今後の展開もブログで明かしていくという。