タレント優木まおみ(32)が「高血圧の日」の17日、東京・新宿ステーションスクエアで行われた高血圧啓発キャンペーン「ウデをまくろう、ニッポン!」イベントに出席した。キャンペーンの応援サポーターを務める優木は、右腕にカフ(血圧計の腕帯)を巻いて登場。「40代の働き盛りの男性に、きちんと血圧を測定してほしい。バリバリ働き続けられるのも、健康あってこそ」と訴えた。キャンペーンは「血圧チャレンジ130/85mmHg未満」を今年のテーマにしている。

 イベントでは公開血圧測定も実施。観衆の中から志願してステージに上がった41歳男性の血圧を優木が測定した。優木ファンという男性は、かなり緊張気味で血圧は「154/105」だった。立ち会った日本高血圧協会・日和田邦男専務理事が「数字はまさに高血圧ですが、環境が環境ですので。普段はもっと低いはず」とフォロー。優木が手作りのヘルシー料理「豆腐のカプレーゼ」を男性に食べさせた。

 会場では高さ10メートルの坂本龍馬のバルーン像も披露された。龍馬は「血圧チャレンジを応援してほしい偉人」アンケートで1位に選ばれたという。右腕にカフを巻いた龍馬像を見上げた優木は「新しいチャレンジをして日本を変えた人。かっこいいなと思います」。この日は、大阪市の豊臣秀吉像など全国各地の偉人像の腕にカフが巻かれ、その模様が会場に中継された。