女優の由美かおる(61)が、6月4日から放送する「財宝の黒酢カプセル」の新CMで、40年以上変わらない抜群のプロポーションを披露する。

 由美は66年、15歳の時に日本テレビ系の人気番組「11PM」で鮮烈なデビューを果たした。B86-W58-H86センチのスリーサイズは何と、デビュー時から現在まで変わらず、10代のころのジーンズが、今もはけるという。

 CMは「スリーサイズを語る編」「健康食品を始める編」「食生活を語る編」「年齢を語る編」の4バージョン。毎朝の日課という西野流呼吸法を披露するほか、健康の秘訣(ひけつ)、将来の夢などを語っている。「若さは、つかの間に過ぎ去ってしまうものだけど、若々しさはいつまでも続けることができる。年齢は怖くない」などと独自の哲学も紹介している。レオタードに包まれた体は、豊かで、しなやか。いずれのバージョンも「私は、つづく」というキーワードで締めくくっている。由美の変わらぬ若々しさが印象的だ。

 山梨・河口湖畔で行われた撮影では、スタッフを驚かせる出来事があった。西野流呼吸法を実践する場面の時だった。由美の動きはパーフェクトで、スタッフが思わず見とれていると突然、「ダメ!

 やり直し!」と、自ら動きを止めた。「ごめんなさい。私の気持ちが揺らいじゃった。やっぱり気持ちは体に出るもの」。妥協を許さない厳しい姿勢を撮影中に見せた。

 10代から数多くの映画、ドラマに出演し、86年からTBS系「水戸黄門」で演じた、かげろうお銀の入浴シーンは視聴者に絶大な人気だった。「現状で満足するのではなくて、絶えず夢を持って、いつもそれに向かって生きています」と前向きな生き方を示しつつ、「人生これからだなあって感じで、やりたいこともいっぱいあるので、まだまだ青春です」と話した。