不敗神話は生きていた。テレビ朝日サッカー日本代表応援団長を務めるSMAP香取慎吾(35)が3日、日本代表が3-0で完勝したブラジルW杯最終予選オマーン戦を埼玉スタジアムで観戦した。同局の応援団長は3大会連続3度目の就任で、スタジアム観戦した試合はこれで12戦無敗の8勝4分け。14年ブラジル大会出場に向けた大詰めの一戦を見届け、興奮気味に喜びを語った。

 みんな超格好良かったです!

 海外スター選手を見ているかのような気持ちでした。どれも印象に残るプレーでしたが、チームとして本当にすごい。1つになってるこの感じは、20年やってきたSMAPを超えるチームワークを見せつけられた感じです!

 僕らはずっと一緒にいるけど、選手のみなさんは日本代表戦の時しか集まらないはずなのに、このチームワーク、チームプレー。SMAPも持っていると思いますが、見習いたいです。

 1点目の本田選手のゴールの時に、ジワッと涙がきましたね。噴き出ましたね。何ですかねー。この男たち、カッコイイというところに涙が出ました。

 不敗神話なんてそんなものはどうでもいいんだって思いもあるんです。途切れようと、W杯に出場できればいいんだという思いがありながらも、プレッシャーがなかったといえばウソになります。1点目が入った時、ホロッと出た涙は不敗神話への涙かもしれません。良かったというホッとした気持ちもありました。正直ド緊張でした(笑い)。

 験担ぎはしていないです。来る前にシャワーを浴びてパンツをはこうと思った瞬間、ブルーが入っている方に手がいったんだけど、そういうのはしないと。香川選手にもらったサイン入りユニホームも持っていこうかと、考えましたが、置いてきました。平常心で臨んだはずですが、試合が始まったら、全然平常心で見ていられなかったですね。

 いつも試合を見ない方には、これで余裕を持たないでほしいです。本当に厳しい道のりなんです。そんな中でも期待を込めて、次は2-0で勝ちましょう(8日ヨルダン戦も観戦予定)。とんでもなく素晴らしい日本代表を、みなさんと応援したいと思います。(談)