豊川悦司(50)と芦田愛菜(8)がダブル主演するフジテレビ系の新ドラマ「ビューティフルレイン」(7月1日スタート、日曜午後9時、初回30分拡大)の舞台あいさつが28日、都内で行われた。

 愛菜ちゃんの同枠出演は昨年4月期放送の「マルモのおきて」以来で、同ドラマは最高視聴率23・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。「ビューティフル-」の前番組は3%台の低視聴率連発で打ち切りとなった「家族のうた」で、関係者の間では「帰ってきた愛菜ちゃんが流れを変えてくれるのでは」と期待が高まっている。

 「ビューティフルレイン」は、若年性アルツハイマー病と診断された父親の圭介(豊川)と、ひたむきに支える幼い娘の美雨(愛菜ちゃん)の絆を描く。この日、豊川と愛菜ちゃんは、仲良く手をつないで登場した。豊川は「愛菜ちゃんとの時間は宝石のよう。カメラが回っていない時も圭介の気持ちでいられるのは愛菜ちゃんのおかげ」。愛菜ちゃんも「優しくお話ししてくれるけど、『本番です』って言われるとキリッて父ちゃんになるのがかっこいい」と息はピッタリだ。