フジテレビの定例会見が27日、都内で行われ、6月6日に「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)内の「ココ調」で放送した企画「無料サービスの落とし穴」が、放送倫理・番組向上機構(BPO)ので審議入りの対象になっていることについて、豊田皓社長が説明した。同企画は化粧品会社の無料サンプルに応募すると、その後、執拗(しつよう)な勧誘を受ける事例を検証したが、豊田社長は「番組側が質問を重ねて時間を引き延ばし、誤った印象を与えた。隠し録音もしており、不適切な取材だった」とした。社内調査の結果、別の事例でも隠し録音など過剰な演出があり、BPOに報告したという。