香取慎吾(35)山下智久(27)で結成した新ユニット「The

 MONSTERS」が14日、東京・味の素スタジアムでパフォーマンスを初披露した。この日は、SMAPの全国ツアー東京公演。香取のソロコーナーに山下がサプライズ出演する形で実現した。共演するTBS系ドラマ「MONSTERS」(21日スタート、日曜午後9時)の主題歌を、5万人を超える観客からの声援を受けながら熱唱した。

 ステージに2つのシルエットが現れた瞬間、スタジアムは地響きのような大歓声に包まれた。青と黒の衣装を身にまとった香取と山下は、息の合った躍動感あふれる激しいダンスを交えながら、ドラマ主題歌「MONSTERS」(11月28日発売)を歌った。今年のSMAPのツアーではこれまで、香取はソロコーナーで、後方のスクリーンに映る山下のダンス映像に合わせて同曲を歌ってきた。この日はファンに事前告知せずに2人そろったパフォーマンスを初披露したため、5万5000人のファンは大喜びだった。

 同曲は2人が作詞作曲を手掛けた。共演ドラマの主題歌でもあり、香取は「ベタな言葉にした方が主題歌っぽいかなとか、2人で細かいところまで考えた」と明かした。特に「青いハート」というフレーズがお気に入りらしく、「モンスターって、血とか何色なんだろうって考えながら、『青いハート』って単語が出てきた時、2人で『これ、来たんじゃない!?』って興奮しました」。

 山下は、香取の姿勢に刺激を受けていた。「最後までこだわって仕上げるというのはこういうことなんだと学びました。今までの自分は足りなかった」。それでも香取から「言うことを聞いてくれるだけじゃなく自分から提案もしてくれます」と言われると恐縮していた。この日はステージにそろって上がる直前、香取から「The

 MONSTERS始動です」と声を掛けられて「ドラマの1シーンみたいで鳥肌が立ちました」という。

 今後について、香取は「ドラマ終了後も活動出来れば」とやる気満々。「ツアーがしたいですけど、ちょっと早いかな。まずは勝手に曲を作っておこうかなと思います」と冗談めかして話した。