昨年末に歌手活動を再開した華原朋美(38)が、かつて在籍したユニバーサルミュージックから今春、新曲をリリースすることが28日、分かった。華原のシングル発売は2006年(平18)7月の「あのさよならにさよならを」以来約7年ぶりとなる。

 古巣への復帰に、華原は「たくさんのご迷惑をかけてしまったユニバーサルさんに復帰できたことをとても感謝しています」とコメントし、深い感謝の思いを示した。同社には04年夏から在籍したが、07年6月に所属事務所を解雇されたのと同時に、同社との契約も終了していた。

 レーベルは福山雅治、スピッツ、Perfumeらも在籍するユニバーサルJに決定した。2月中の契約を結ぶことが決まり、現在は同月中のレコーディングに向けて準備を進めている。活動再開のステージとなった昨年12月のフジテレビ系「FNS歌謡祭」には、ボイストレーニングを重ねて臨み、代表曲「I’m

 proud」を伸びのある高音と圧倒的な声量で歌いきった。現在もジムで体力作りに励み、週3回のボイストレーニングを続けているという。華原は「いつでも歌えるようにしています」と言い、関係者は「やりすぎじゃないかというくらいストイックにレッスンしている」と証言する。

 関係者によると、楽曲選びは最終段階で、華原のハイトーンボイスと歌唱力を前面に出した楽曲になりそうだという。華原は「どんな曲でも精いっぱい心を込めて歌いたいと思います」と“再デビュー”のその日を心待ちにしている。