歌舞伎俳優中村獅童(40)と大衆演劇俳優早乙女太一(21)のダブル主演で、東京・新橋演舞場10月公演「大和三銃士

 虹の獅子たち」(同3日開幕)が、上演されることが7日、分かった。17世紀のフランスを舞台に、ダルタニアンと三銃士の活躍を描くアレクサンドル・デュマの原作を大胆にアレンジした作品で、舞台を豊臣から徳川に代わる時代の日本に置き換えている。

 獅童が三銃士の1人、アトスに当たる花鶏織部、早乙女はダルタニアンに当たる達磨桃太郎を演じるが、三銃士の1人、アラミスに当たる花輪嵐は、関西ジャニーズJr浜田崇裕(24)が演じることになった。

 制作側は、3人の共演について「『異種格闘技』のようなキャスティングは、各界で活躍する方々が舞台という共通項を持った際、生まれるパワーを見たかったから」と説明。獅童は「今まで誰も見たことがなかった個性的で、娯楽味あふれる物語」と話している。