堂本剛(34)が7月スタートのTBS系「天魔さんがゆく」(月曜深夜0時28分)で、5年ぶりに連続ドラマ主演を務めることが3日、分かった。前作連ドラの08年フジテレビ系「33分探偵」でタッグを組んだ福田雄一氏が脚本と監督を担当する。世襲で継いだ「幽霊退治を引き受けます」と掲げる会社を仕方なく経営する主人公が、幽霊にやさしく諭すなど、退治ではなく説得で解決していく異色のホラーコメディー。

 堂本の怖がりの性格が主人公に反映された。主人公は先祖代々幽霊とコンタクトを取る能力を持つ一方、大の怖がり。森谷雄プロデューサーによると「33分探偵」の収録で富士山の樹海近くでロケをした際、堂本が滞在ホテルで「(幽霊が)見える!」と言い、枕を抱えて車の中で寝たことがあったという。福田氏がこのエピソードを思い出して主人公の設定などに反映させた。堂本は「また面白いものが作れる、どんなものが飛び出してくるのか、とワクワクしています」。主題歌も担当する。

 全10話で1話完結。依頼人と幽霊役はゲスト出演で毎回代わる。川口春奈、皆川猿時、芹那、佐藤二朗、森崎博之らが出演する。