タレント剛力彩芽(20)が14日、ラゾーナ川崎でデビューシングル「友達より大事な人」の発売記念イベントを行った。4月からキャンペーンで全国11都市を訪問してきた。地元神奈川県内でイベントを行ったのは初めて。「全国を回らせていただいて、川崎はある意味、凱旋(がいせん)。幸せです。ホッとしました」と笑顔を見せた。

 家族も見守る中、手を振り回すオリジナルの「プロペラダンス」を披露した。来場者は約1万人。イベントスペースだけでなく、周辺の商業施設の2、3階まで観衆で埋め尽くされ、「ごーちゃん」と呼ぶ声が響いた。

 デビューキャンペーンのイベントツアーは、この日が最終日。10日のシングル発売後も11日の札幌に始まり、4日連続で開催。ほとんどが炎天下、猛暑の中でのイベントだった。「普段は汗をかかない」というが、この日も気温33度まで上がった真夏日。「若干、目が(汗で)見えない」と苦笑いした。暑さ対策は氷という。「食べすぎはよくないけど、氷を食べて、体の中から熱を出すようにしました」。

 歌手として将来の夢はNHK紅白歌合戦出場だ。「いやいやまだまだ」と謙遜しながらも、「それも1つの目標として頑張りたい」と意欲を見せた。