テレビ朝日系アニメ「ドラえもん」(金曜午後7時)と同系で不定期放送中の特番「よゐこの無人島0円生活」(最新回は9月1日午後6時半から放送)がコラボすることが25日、分かった。

 30日放送の「夏休み限定!

 ドラえもんクレヨンしんちゃんアニメ祭

 夏の思い出スペシャル」に、「無人島0円生活」そのままの格好をしたよゐこのキャラが登場して声も本人が担当。79年から34年放送が続く「ドラえもん」の世界に、他番組が入り込む企画は極めて異例だ。

 今回のコラボは、原作の故藤子・F・不二雄氏(享年62)生誕80周年記念「映画ドラえもん

 新・のび太の大魔境

 ペコと5人の探検隊」(八鍬新之介監督、来年3月公開)公開に向け、テレビシリーズが「子どもたちの冒険、チャレンジの応援」をテーマに放送を続ける中、「無人島0円生活」で同じ冒険を続けるよゐこに白羽の矢が立ち実現した。

 よゐこが出演する「のび太の夏祭り大作戦!」は、夏祭りが雨で中止になって失望するのび太のために、ドラえもんがひみつ道具「夏祭りキット」を出して子どもだけの夏祭りを開くお話。小学生になったよゐこが、「無人島0円生活」の格好で屋台を出し、もりを持った浜口が「この魚、無人島でとったどーっ!!」と、得意の決めぜりふを叫んでいる。この屋台は10年11月23日放送の「無人島0円生活」内で、有野が流木などで作った「優の動く城」を参考に制作陣がデザインしたという。

 有野は07年4月放送の「アメトーーク!」の「ドラえもん芸人

 ひみつ道具クイズ」で優勝し、同7月放送の「人気スターが真っ黒け」に本人役で出演して以来2度目の出演だが、「屋台はボクが作るのよりキレイや。出来がいい」と感激。初出演の浜口は「(衣装を)こんなに細かく描いてくれたんか。もうテレビ朝日には、これでしか出られない。もう“通し衣装”やな」と喜んだ。