今年大みそかの「第64回NHK紅白歌合戦」の紅組司会を女優綾瀬はるか(27)、白組司会を嵐が務めることが決まり、今月中にも発表されることが13日、関係者への取材で分かった。綾瀬は今年の大河ドラマ「八重の桜」のヒロインを演じている。大河ドラマのヒロインが紅白歌合戦の司会を務めるのは、仲間由紀恵(33)以来。また嵐は4年連続となる。

 関係者によると、綾瀬の朗らかで飾らない性格や、少し天然系とも評されるユニークな一面が明るい雰囲気を醸し出し、視聴者を楽しませてくれると期待しての起用のようだ。最近の紅組司会は、「梅ちゃん先生」の堀北真希(25)や、「おひさま」の井上真央(26)と連続テレビ小説のヒロインが務めてきた。今年は「あまちゃん」の能年玲奈(20)も候補に挙がっていたが、最終的に綾瀬に白羽の矢が立ったようだ。

 それでも、流行語「じぇじぇじぇ」などをはじめ、社会現象を巻き起こした「あまちゃん」の人気は高く評価されており、出演者らがさまざまな企画コーナーに登場し、開幕宣言など視聴者にインパクトを強く与える形で起用される可能性は十分にある。

 嵐は、トップアイドルとしての活躍や安定した司会ぶりなどもあり、紅白の「顔」として今年も司会に決まったようだ。