ももいろクローバーZの佐々木彩夏(17)が18日、また骨折した。都内のスタジオで行われた関西テレビ「ミュージャック」(関西ローカル、金曜深夜1時45分)の収録中に転倒し、左足関節外果(くるぶし)骨折で全治2カ月。今年1月15日にも自宅で左足すねを骨折(全治3週間)しており、「情けない」と落ち込んだ表情を見せている。

 佐々木は午後4時に負傷した。同番組のクイズコーナーで、曲のイントロを聴き、曲名を解答するために3メートル離れた地点にあるボタンを押しに行こうとして転倒した。直後、「立てます。大丈夫です」と立ち上がったため、番組側はコーナーの収録は中止にし、エンディングの収録を行った。だが、終了後に佐々木が痛みを訴えたため、病院で検査を受けたところ、左足くるぶしの骨折が判明した。

 佐々木は1月15日にも自宅でぶつけた左足すねを骨折した。ひびが入った状態で全治3週間と診断されたが、踊れなくなり、同19日に都内で行われたイベントでも直立不動状態で歌唱。それでも、3月15、16日に東京・国立競技場で行われた女性グループ初の単独公演に間に合わせた経緯があった。

 だが、わずか3カ月で同じ左足を2度も骨折したショックは大きかった。25日から3日間、西武ドームで公式ファンクラブ「ANGEL

 EYES」(AE)限定イベントも控えており、午後9時半、出演した動画配信サイトUSTREAMの公式チャンネル「momocloTV」では、ファンに謝罪した。

 「2カ月間、動けないって言われました。今度のAEのイベントで踊ったりすることが出来ません。今年の初めにも同じようなことがあったので、悔しいというかすごく情けない気持ちです。できる限り早く皆さんに元気な姿を見せられるよう、この2カ月間、私なりに頑張りますので、よろしくお願いします」

 踊ること以外の仕事は休まずに続ける予定で、共演した川上アキラマネジャーも「今、できる最高の状態でこの2カ月を乗り切り、またステージに立ちたいと思います」とファンに理解を求めた。

 ◆佐々木彩夏(ささき・あやか)1996年(平8)6月11日、神奈川県生まれ。08年11月に、ももいろクローバー(当時)に加入。イメージカラーはピンク。愛称「あーりん」。趣味はスキー、読書など。AB型。160センチ。