宮野真守(43)が11日、都内のEX THEATER ARIAKEで明日12日に開幕する、単独初主演の2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」のフォトコールと取材会に出席。17年「髑髏城の七人」Season月《下弦の月、22年「神州無頼街」以来3度目の新感線で「とても緊張しております。ついに開幕するんだと思うと楽しみで仕方ない。テクニカルな部分で複雑なところが多い。知恵を絞って面白いものを作ったと思うので楽しんでもらえれば」と意気込んだ。

「アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~」は、外部の作家としては4人目となる福原充則氏(51)を新たに迎えた音楽劇。大正12年のM県T市を舞台に、大正浪漫を感じる時代設定と江戸川乱歩が描いたようなほの暗い匂いが漂うスチームパンクもので、宮野演じる名探偵・アケチコ五郎が、WEST.神山智洋(32)演じるマニラ育ちの帰国子女の名探偵の新田一耕助と怪事件に挑む。町一番の大富豪で性別不明の怪人アンダルシアン・クーガーを演じる看板役者の古田新太(60)含め、3人は初共演。宮野は「正義の探偵もの…事件を解決するのではなく、うさんくさい。秘密を愛し、手に入れたら言わない代わりに口止め料をちょうだい、と言う嫌な探偵、いていいのか? と…。クセの強い探偵が、どう解決するかが見どころ」と役どころについて語った。

憧れの古田とは一緒に飲み「『工夫しない方が良いんだ』と言われた」と明かした。古田は「2人とも、ものすごい器用で演出家に応えるのが早い。工夫する俳優がダメ。言われたことをいかに忠実にできるか。すばらしい。信頼できます」と、宮野に加え、神山も絶賛した。

稽古中に、10歳下の神山とは“マモちゃん呼び”されるほど、親密な関係性を築いた。ただ「面白いのが『マモちゃん~なんですか?』と、そこ敬語」と、いまだに神山が敬語を交えて接してくると明かし、集まった取材陣を笑わせた。これには、神山も「ちょっとずつ、ちょっとずつタメ口を置いていっています」と答え、笑った。