Hey!Say!JUMP山田涼介(18)と知念侑李(17)がハリウッド映画に声優として初挑戦する。実写とアニメを組み合わせたハリウッド3D映画「スマーフ」(全米公開は7月29日、日本公開は9月9日)の日本語吹き替え版声優に起用されることが6日、分かった。

 スマーフは小さな青い妖精で、1958年にベルギーで生まれた世界的に人気のキャラクター。スマーフをモチーフにしたTシャツなどのグッズは、日本でも人気を博している。

 映画はスマーフ6人が突然たどり着いたニューヨークを舞台に、大冒険を繰り広げるエンターテインメント作品。山田は不器用でおっちょこちょいのスマーフ、クラムジー、知念はクラムジーの親友で頭が良いが、うんちく好きで口数が多いスマーフ、ブレイニーの声を務める。「子どもから親世代まで親しまれると同時に、若々しくも小さくかわいい声を出し、かつ現代的で粋な感じに話す人」といった細かい条件から、2人に白羽の矢が立った。

 山田は声優初挑戦。「スマーフのかわいいイメージを崩さないように、声優経験のある知念にアドバイスしてもらいながら、ともに頑張りたい」と意気込む。

 バラエティーに富んだスマーフは計101人いるが、基本的に身長はリンゴ3つ分。山田は165センチ、知念は159センチと比較的小柄だ。知念は「僕もリンゴ3つほど小さいわけでありませんが、周りより小さいので親近感がわきました。小さくて良かったです。今回も声優に苦労すると思うんですが、小さな僕が小さな青い妖精を演じたいと思います」と親しみを寄せる。

 知念は公演で自ら作詞したソロ曲「おおきくな~れ☆ボク!!」を歌うなど、小柄を個性として打ち出している。比較的小柄な2人がスマーフとの絶妙なマッチングで、ハリウッドに大きくアピールする。日本では約100館で公開。ほとんどが吹き替え版になる。