第54回ブルーリボン賞が24日、東京映画記者会(日刊スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)から発表された。授賞式は2月14日、東京都千代田区のイイノホールで行われる。
作品賞は園子温(その・しおん)監督(50)の「冷たい熱帯魚」に決まった。自身や作品のブルーリボン賞受賞は初。実際の殺人事件を題材に狂気を過激に描いた衝撃作が評価された。撮影前、東京・歌舞伎町の裏路地をさすらうような「とんでもない生活」を送っていたという。「この映画を撮っていなかったら犯罪者になっていたかもしれない。そんなオレが撮ったのが良かったかも。世の中への憎悪、女性不信、日々の恨みつらみが最後に爆発したんじゃないか」。
作品がカンヌなど世界3大映画祭に招待されるなど世界的評価も受けている。「まだまだだなと思う。思っているのは世界のトップに行くということ。できれば2年以内に」。新作6本の構想がある。「6本やったら日本海に飛び込もうかな、と」と不敵に笑った。




