元AKB48の秋元才加(25)主演の映画「マンゴーと赤い車椅子」(来秋公開、仲倉重郎監督)の撮影が13日、取材陣に公開され、女優三田佳子(72)とのシーンを披露した。

 同作では、秋元が事故で脊髄を損傷し、車いす生活を送る看護師役を演じ、三田が祖母役を務めるが、2人は初共演。しかも、この日が撮影初日だったが、息の合った演技を見せ、三田は「アイドルの世界で1等賞を取ったりして頑張ってる人たちは優れものですから、大丈夫」。秋元は「背中を見つつ、たくさんお話しさせていただければ」と恐縮気味に話した。撮影はリハビリ施設で行われ、実際に障害者の話を聞きながら臨んでいるといい、秋元は「前向きになるまでの紆余(うよ)曲折はあると思う。技術はもちろん、心情の変化は大変です」と車いすでの撮影の苦労も明かした。