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- レンタルボートは2人乗りのスワンボートと4人乗りの黄色いボートの2種類
カジノの街から世界遺産の街、そして総合エンターテインメントリゾートへと進化を遂げるマカオ。大人が楽しむ街というイメージが強かったマカオだが、近年では子ども向けのアトラクションやイベントなどが充実し、家族連れで楽しめる観光地として認知されつつある。6月4日には、マカオでは珍しい屋外型レジャースポットもオープンした。
湖レジャーの定番!南湾湖でレンタルボート
観光名所のひとつ、マカオタワーの近くにある南湾湖のほとりに誕生した、新レジャースポット「アニム・アルテ・ナン・ワン」。6月4日のオープンから連日多くの地元民や旅行者が訪れ、早くも人気のエリアとなっている。
湖でのレジャーの定番といえば、なんといってもレンタルボートだろう。南湾湖には、2人乗りと4人乗りのボートがあり、レンタル料はそれぞれ30分20パタカ(約260円)、40パタカ(約520円)。マカオ観光局の松本二実さんは「日本と比べると相当お安く借りられるので、気軽に楽しむことができます。南湾湖からの景色もきれいですよ」と話してくれた。2人乗りのボートは、日本でもおなじみのスワンボート。このボートでこぎ出せば、ノスタルジックな気分になること請け合いだ。営業時間は午前11時から午後6時まで。9月までは1時間延長し、午後7時まで営業する。「夕暮れ時には湖面に夕日がきらきらと反射して、とてもきれいですよ」(松本さん)。
カフェ充実!週末はパフォーマンスショーも
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- 食事メニューも充実の「IFTカフェ」
ちょっと一息つくなら、食事も楽しめる「IFTカフェ」へ。観光業の専門家を育てる、マカオ公立の大学「旅遊学院(IFT)」が運営するカフェで、そこで学ぶ学生たちが教育実習を兼ねて給仕を担当している。同校はレストラン、ホテルも運営しており、評判は上々というから、この「IFTカフェ」も味、サービスともに訪れる人を満足させてくれるに違いない。
また「アニムアルテ・ナン・ワン」では、芸術を味わい、体験できる。地元アーティストの作品を展示、販売するショップのほか、週末にはペーパークラフトやパペットの制作体験ができるイベントもある。旅先で異国の芸術に触れるのも、旅の醍醐味(だいごみ)のひとつだ。同じく週末には、パフォーマンスショーを開催。毎週末、お祭り気分を味わうことができる。施設は午後10時まで営業しているので、夜景なども楽しめる。
家族みんなで楽しむ「アニム・アルテ・ナン・ワン」。“総合エンターテインメントリゾート”マカオを体現するスポットといえるだろう。
スキンシップに記念撮影!シュレックと朝食を
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- シュレックファストではドリームワークスのキャラクター達がお出迎え
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- カンフーマスターに挑戦する「カンフー・パンダ・アカデミー」
シェラトン・グランド・ホテル・マカオ・コタイセントラルでは、ドリームワークスとコラボした、ファミリー向けのイベントが充実している。
ドリームワークス映画で人気のキャラクターたちと一緒に朝食が食べられる「シュレックファスト」。ドリームワークスの世界観あふれるフロアで、ブッフェスタイルのおいしい朝食をいただきながら、キャラクターによるステージを鑑賞できる。ステージが終わったキャラクターは客席を回り、スキンシップタイム。記念撮影にも応じてくれる。大人238パタカ(約3100円)、子供138パタカ(約1800円)。
夏休みの時期に実施される「カンフー・パンダ・アカデミー」も人気だ。カンフー・パンダをテーマに、カンフーマスターになれるよう、心身ともに子供を鍛えるプログラム。約90分のプログラムで、5つのゾーンを体験。カンフーマスターになると記念グッズがプレゼントされる。
また同ホテルでは、ドリームワークスの「シュレック」「カンフー・パンダ」「マダガスカル」をテーマにした客室「ファミリースイート」も33室限定で用意されている。
海外初公演!ミュージカル「シュレック」
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- 「シュレック・ザ・ミュージカル」の一幕
米ドリームワークスの人気CGアニメ映画「シュレック」のミュージカル「シュレック・ザ・ミュージカル」が7月22日~8月7日、コタイ地区のザ・ヴェネチアン・シアターで上演される。ブロードウェイでスマッシュヒットを記録したミュージカル作品で、海外での公演はマカオが初となる。映画のストーリーを基に、大人から子供までが楽しめる内容となっている。上演は英語で、中国語の字幕つき。火から金曜日が午後8時、土曜日が午後2時と8時、日曜日が午後1時と6時上演開始で、月曜日は休演。チケットは180パタカ(約2340円)から。
世界最大級プールで南国リゾート気分!
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- 南国の雰囲気ただようギャラクシー・マカオのプール
夏はプール! という方におすすめなのは、ギャラクシー・マカオにある世界最大級のプールだ。アジア最大級の波の出るプールと、575メートルもある世界最長クラスの流れるプールが楽しめる。椰子の木、白砂のプールサイドのデッキチェアに寝そべれば、気分は南国のリゾート。カバナやプールバーも充実しており、大人も十分楽しめる。
キャラクター遊具いっぱいのキッズ・スペース
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- 「ファン・ゾーン」には楽しい遊具がいっぱい
スタジオ・シティ・マカオの3階にある「ファン・ゾーン」は、ワーナーブラザーズと提携したキッズ・スペース。トムとジェリーをはじめとした、様々なキャラクターの遊具があり、小さいお子さんを遊ばせておくには最適の場所だ。入場料は、大人、子供1人ずつで2時間200パタカ(約2600円)。営業時間は、午前10時から午後7時。無休。