東京都の小池百合子知事は28日の会見で、今村雅弘前復興相が失言で更迭されたことを踏まえ、政治家がどう言葉に責任を持つべきか問われ、「大変重いものだ。どういう言葉を使うか、これそのものが(その人の)政策や人格を示す」と認識を示した。

 「何々『は』とするか、何々『も』とするか、何々『が』とするか、ひとことでも重要だ。私もまだまだ足りないが、そういうことには、重々注意をしていかないといけない」と、キャスター出身らしく言葉へのこだわりに言及。

 また「『は』『が』『も』の使い方でも、違うように伝えられ、とらえられる。それを打ち消したりするエネルギーがもったいない」とした上で、「言葉は1つ1つ選ばないといけないし、正確に伝わらなければならない」と繰り返した。