希望の党の小池百合子代表は18日、都知事として群馬・高崎で行われた関東地方知事会に出席後、各社調査で厳しい情勢が伝えられていることに「候補者が頑張っている。これからしっかりと追い込みたい」と述べた。衆院議員時代の地盤だった東京10区でも、側近の若狭勝氏が苦戦していることに「しっかりと皆さんにお願いをするという一点に尽きる」とほぼ同様の回答で、苦しさをにじませた。この日の遊説場所は3カ所、自民党の安倍首相と同じに。首相は10区池袋にも入り、若狭氏にプレッシャーをかけたが「(若狭氏に)頑張って欲しい」と言うしかなかった。

 知事会ではまさに「二足のわらじ」という舞台となった。会議にはゴールドのジャケットで出席。少々疲れた表情を見せつつも、約1時間30分の会議後、小走りで記者団のもとへ。会見を終え、約5分後にはいつもの黄緑ジャケットに早着替えし、高崎駅のロータリーで演説を行った。公務と選挙戦について「忙しいのでは」と聞かれたが「やるべきことはきっちりやります!」と、この点については歯切れよく言い切った。