全国の自治体、企業キャラクター1158体の頂点を決める「ゆるキャラグランプリ2017」の結果発表が19日、三重・桑名市で行われ、千葉・成田市の「うなりくん」が80万5328票で、ご当地部門681体の頂点に立った。

 うなりくんと接戦を繰り広げていた愛知県知立市(ちりゅうし)の「ちりゅっぴ」は、約4万票及ばず2位に終わった。ただ、林郁夫市長(57)は「2位になれたのは、知立市民、ちりゅっぴを愛するみなさんのおかげです」と笑顔だった。3位には、大阪府東大阪市の「トライくん」が入った。一昨年は1310位だったが、昨年は144位、今年はトップ3入りと、ハイペースで順位を上げた。同市には、19年ラグビーW杯の会場となる花園ラグビー場がある。トライくんのスタッフは「再来年はぜひ応援しにきてください」と呼びかけた。