首相主催の「桜を見る会」をめぐる問題が国会で議論される中、同会の前夜祭会場だった都内ホテルで19日、鈴木宗男参院議員の激励パーティーが開催された。

鈴木氏と親交の深い歌手松山千春が会の代表世話人を務め、出席が予定されていたが所用で欠席。祝辞を述べた森喜朗元首相が「彼が来るなら、(参加費1人)2万円の価値があるなあ(笑い)」と笑いを誘ったが、大ウケとはならなかった。今年4月の「桜を見る会」前夜祭の参加費は1人5000円で、野党から「公選法違反の可能性がある」と追及されている。

森氏は「おごりとは言わないが甘えがあったかもしれない。それはそれで安倍さんが謝ったらいい」とも語った。