【1】ジャンタルマンタル(牡、高野)

坂路で4ハロン56秒7-12秒3。全体時計は速くないが、素軽い動きで引き続き状態は良さそうだ。馬体や動きの質を見ても、やはりポテンシャルはかなり高い。前走・皐月賞3着から中2週と間隔は詰まるが、コンディションはベストとみる。

坂路を単走で追い切るジャンタルマンタル(撮影・白石智彦)
坂路を単走で追い切るジャンタルマンタル(撮影・白石智彦)

【2】ディスペランツァ(牡、吉岡)

坂路で4ハロン55秒4-13秒2と軽めだったが、キビキビとした動きで脚さばきは実にスムーズだった。実質の最終追い切りだった4月27日(土)には、坂路でいっぱいに追われて4ハロン51秒7-11秒9の好時計。体は仕上がっており、しっかりと力を出せる状態で、出来は前走以上だ。

坂路をロードアウォード(右)と併せ馬で追い切るディスペランツァ(撮影・白石智彦)
坂路をロードアウォード(右)と併せ馬で追い切るディスペランツァ(撮影・白石智彦)

【3】チャンネルトンネル(牡、福永)

岩田望騎手を背に坂路で4ハロン54秒6-12秒9。雨の影響で馬場(やや重)はかなり重そうだったが、バランス良く、しっかりした脚取りで登坂した。落ち着きもあり、雰囲気は良好。コンスタントに使われているが、状態は安定している。

坂路を単走で追い切るチャンネルトンネル(撮影・白石智彦)
坂路を単走で追い切るチャンネルトンネル(撮影・白石智彦)