ノーザンファーム早来:ディアドラの22

父ウートンバセット、牝、4月8日生まれ、451キロ、中竹和也厩舎入厩予定。

母は秋華賞と英G1ナッソーSを制した国際派。現役時代は世界各国を転戦して、日本馬の強さを広めた1頭だ。本馬が初子となる。

佐藤洋輔厩舎長「昨年11月に検疫が明けて厩舎へ来ました。年明けくらいから馬もしっかりしてきて、馬の形が変わってきて、獣医師も診る度にすごく良くなったねと言ってくれます。あんまり慌てず騒がずという感じで、もう少し暖かくなってきたら、(坂路で)15-15くらいはいけそうです。ペースを徐々に上げて7月くらいに移動して、秋競馬を目指していきたいです。馬体が締まってきたのもありますが、筋肉がすごくついてきました。こちらに来たときはすごくポテっとしていて、まだ競走馬らしい体つきではありませんでした。乗り込みを重ねて、見た目的に明らかに変わってきましたね。いいものは持っています。最初はもたもたしていたというか、慣れていないのもありました。今はトモの筋肉量がすごく増えてきて、しっかり後ろから蹴り上げてくる、力が伝わるキャンターになってきています。距離適性は短くはないのかな。1800メートル、2000メートルでいい結果を出してくれるのかなと思っています。(母に)雰囲気は似ています。毛色も違うけど、表情、またがった感じ、少しのズブさだったりは似ているかな、と。お母さんは競馬であんなに切れるとは思わなかったので、徐々に雰囲気が似てきた感じがしています」

※取材は3月21日。