この春も「清宮フィーバー」が到来する。第89回選抜高校野球の開幕(3月19日=甲子園)まで1カ月を切った21日、東京・国分寺市で清宮幸太郎内野手(2年)擁する早実の試合のパブリックビューイング(PV)の開催が検討されていることが分かった。早実の校舎がある国分寺市の商店会「大学通り東栄会」の荒井大介会長(47)が発案したもので「日本中から注目されていますし、地元で何かできないかと考えています」と明かした。

 現時点では構想段階だが、開催となれば清宮が1年だった2年前の夏以来となる。当時は商店街近くの駐車場を使用。臨時でテレビと椅子を置いたが、早朝の第1試合が重なったことで約20人ほどの規模だったという。荒井会長は「今回はもう少し大きなスペースで、多くの人に見ていただけたらと思っています」と構想を練る。「清宮の春」に向け、地元も盛り上がりを見せる。