藤浪で優勝へ再加速や! 阪神藤浪晋太郎投手(21)が28日ヤクルト戦(甲子園)に先発することが23日、分かった。聖地リスタートのマウンドを藤浪が飾る。

 長期ロードを終えた阪神ナインが約1カ月ぶりに本拠地に帰る。20日まで甲子園では2本塁打をマークした早実・清宮や東海大相模・小笠原ら高校球児のプレーに沸いていたが、「甲子園の申し子」藤浪が、さらに聖地を熱くする。

 今季、甲子園では10試合に登板し4勝1敗、防御率2・05と安定した投球を見せていた。2完封するなど、本拠地のマウンドは春夏連覇した高校時代から大の得意だ。さらにヤクルト戦にも好相性。今年、ヤクルト相手に4試合3勝0敗で負けなしと好相性。前回登板の20日巨人戦では141球を投じた。万全の状態でヤクルトを迎え撃つため、しっかりと登板間隔をあけて臨む。

 25日からは左投手を苦手とする広島が相手だ。能見、ルーキー横山、岩田を並べる見込みだ。