テレビ朝日系で12日に放送された第4回WBC2次ラウンド初戦「日本対オランダ」の平均視聴率が、関東地区で25・2%(関西地区24・9%)を記録したことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 同数字は、今年になって放送された番組では、1月3日に放送された日本テレビ系「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走復路」の28・4%、1月2日に放送された「往路」の27・2%に次いで3番目。また、午後7時8分から5時間1分の長い放送枠で記録した上、深夜0時をまたぐ時間帯を考えると驚異的な数字といえそうだ。

 また、瞬間最高視聴率も午後11時5分、関東地区では32・6%と高い数字をマークした。日本が6-5とリードした9回裏1死一、三塁で、則本がグリゴリアスを浅いレフトフライに打ち取った場面だった。また、中田が決勝打を放った瞬間は、午後11時41分で27・7%だった。

 今大会は、TBS系で放送された7日の1次ラウンド初戦のキューバ戦でも22・2%(関東地区)と高視聴率を記録しているが、25・2%は、これまでの侍ジャパンの4試合では最高の数字。また、関西地区では4試合すべて20%を超えている。