24日に大阪市内の病院で死去していたことが28日に分かった、上方の女性漫才コンビの草分け的存在だった「海原お浜・小浜」の海原小浜(うなばら・こはま、本名田中桃江=たなか・ももえ)さんの訃報に29日、吉本新喜劇の池乃めだかがコメントした。めだかは小浜さんの息子かけると、漫才コンビ「海原かける・めぐる」を組んでいた。かけるはコンビ解消後、芸能界を引退している。

 コメントは次の通り、

 「訃報は昨日マネジャーから聞いて、その後電話でかけるからも聞きました。悪いとも聞いてなかったので、びっくりしてます。10年くらい前にNGK(なんばグランド花月)の下のガレージで偶然に会ったのが最後になりました。思い出は24、25歳のころに1年間、かけると師匠の家で共同生活したこと。普段は優しい師匠でしたが、マナーや芸風については厳しかった。下ネタはよくない。誰でも笑い取れるからひきょうや。安芸を売るな。芸人は舞台を頑張ったらエエ。客をいらう(いじる)のはアカン…というようなことを教えられました。僕が今あるのは、師匠のおかげです。年明けに、お悔やみにうかがおうと思っています」