宝塚歌劇団は9日、ミュージカル「ルパン三世」を来年1月に上演すると発表した。雪組の次期トップコンビ、早霧せいなと咲妃みゆの本拠地お披露目作となる。兵庫・宝塚大劇場で来年1月1日~2月2日、東京宝塚劇場で2月20日~3月22日。原作はモンキー・パンチさんで、アニメ化もされている名作漫画。宝塚版は、小柳奈穂子氏が脚本・演出を務め、劇団は「恋とロマンあふれる冒険活劇として描きたい」という。

 劇団によると、脚本、配役はこれからだが、ルパン三世は次期トップスター早霧せいなに決定。劇団屈指の美形スターで坂本龍馬から女役までこなす芝居巧者が宝塚版ルパンをどう作り上げるか。峰不二子、次元大介、石川五ェ門、銭形警部らの配役も注目される。