日本協会は4日、欧州遠征の親善試合フランス戦(12日、サンドニ)、ブラジル戦(16日、ウロツワフ)に向けたメンバー23人を発表した。

 アルベルト・ザッケローニ監督(59)は10年10月8日のアルゼンチン戦以来となるW杯優勝国との対戦に向け「経験したことのないようなシチュエーションに遭遇するかもしれない。これまでよりも守備で注意を払う時間が多くなる」とコメントした。さらに「フランスもブラジルもW杯で優勝しており、自分たちに何が足りないか把握したい」と、2連戦の狙いを明かした。所属クラブで出場機会のない主将のMF長谷部誠(28=ウォルフスブルク)については「非常に真面目な選手。真剣に練習に励んでいる姿も想像できる」と、心配していなかった。