<プレミアリーグ:サウサンプトン2-2アーセナル>◇28日◇サウサンプトン

 主力選手の負傷で訪れたチャンスを生かした。今季リーグ戦3度目のフル出場になったサウサンプトンDF吉田麻也は、首位アーセナルを相手に冷静なプレーで引き分けに貢献した。「久しぶりの疲労感。頭は興奮してさえ切っている。この感覚は楽しい」と語る言葉に、主力としてピッチに立つ喜びがにじみ出た。

 25日のカップ戦に続くフル出場に「2試合やって(体が)軽くなってきている」と調子を上げてきた。クリアの場面などで「まだ雑なところがあった」と反省したが、随所でパスカットや体を張ったプレーを見せ、試合勘も着実に戻りつつあるようだ。

 開幕から出場機会に恵まれず、我慢が続いた日本代表の守備の要は「こういう試合を続けられるように頑張りたい」ときっぱり。W杯イヤーに入り、日本代表にとっても光明の90分になった。